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イスラームとは無関係な団体
イスラーム世界にはイスラームとは無関係な団体が存在しています。イスラームという名前をかりムスリムの団体であると主張してはいますが、アッラーをはじめアル・クルアーンのみ言葉やハディースに対し背信的であるがため、実はムスリムの団体ではないのです。下記にこれに属する団体について述べたいと思います。
バーティニーヤ教団 アル・クルアーンの解釈に際し使徒(ラスールッラーヒ、サッラッラーフ・アライヒ・ワ・サッラム)が既に明らかにされた解釈によってムスリムの間で既に一致している表面的な意味を否定し、これと対立する内面的な意味を主張するだけではなく、信条において化身(けしん)や輪廻を信じている教団のことをいいます。この内面的な意味の解釈は実はこの教団の性格から出たものです。
バーティニーヤの成立起源はユダヤ教徒、拝火教徒及び、ペルシャ各地にいた哲学者の無神論者の一派から生まれました。イスラームが広まったことによりかれらの権威が粉砕された際、アル・クルアーンの意味に関してムスリム間の混乱と分裂を意図する目的で形成されました。この目的がより底辺にまで及ぶように使徒の一族に帰属する教団であると主張し、何も知らぬ無知な大衆を狩り集め、真理の道からはずれさせ踏み迷わせたのです。
カーディヤーニーヤ教団 バーティニーヤ教団のひとつにグラーム・アフマドという人物に由来するカーディヤーニーヤ教団があります。自ら預言者であることを主張したことで名をあげ、インド及びその周辺地域で有象無象(うぞうむぞう)を相手にその信仰を説いたのでした。インドのイギリス占領軍は植民地時代を通じて彼を利用し彼とその信奉者達を厚遇した結果、多くの無学の者達が追従したのでした。表向きイスラームを自称するカーディヤーニーヤ教団はイスラームを破壊しようとしその関係者達を追放しようとしました。《アハマディーヤの予言性の証拠の証明》という書物を著し、この中でグラーム・アフマドの予言性を主張しアル・クルアーンの文言を改竄してイスラームにおけるジハードが無効になったことを主張したのでした。そしてすべてのムスリムはイギリスの占領軍に投降すべきだと主張しました。また《心の浄化》という書物も著しました。イスラームの大反逆者であったかれは多くの人々を真の道からはずさせた後1908年世を去りました。そのあとアル・ハキーム・ヌールッディーンがかれの後を継いで、この教団を統率しました。
バハーイーヤ教団 イスラームの正道から外れたバーティニーヤ教団のひとつにバハーイーヤと呼ばれる教団があります。19世紀初頭イランでアリー・ムハンマドと称する人物によって設立された教団です。ムハンマド・アリー・アッシーラーズィーともいわれています。
かれは自ら待たれるマハディーと主張したことで名をあげ一派を形成して独立しました。その後かれはアッラーフ・タアーラーがかれの中に宿り人々の神となったと主張したのでした。かれはバース(復活)、ヒサーブ(清算)、ジャンナ(楽園)、ナール(業火)を否定し、バラモン教や仏教の道にならったのでした。ユダヤ教徒やキリスト教徒やムスリム達を一括しかれらの間には相違のないことを主張するとともに、ムハンマド(サッラッラーフ・アライヒ・ワ・サッラム)の最後の使徒としての資格やシャリーア(イスラーム法)の多くを否定しました。かれの死後かれの右腕と称するバハーという名の人物が後を継いで多くの信奉者を得ました。この教団の名前はこの2代目のバハーに由来しています。
前述したこれらの背信的な教団こそ自称イスラームと称しながらイスラームを破壊しようとしている背信的な教団なのです。
頭脳明晰な読者よ、全世界にいるムスリムよ、イスラームの教えは単に主張するだけの教えではありません。そのディーヌ・ル・ハック(真理の教え)はアル・クルアーンと使徒(ラスールッラーヒ、サッラッラーフ・アライヒ・ワ・サッラム)のハディースについて認識を深め実践することにあります。アル・クルアーンと使徒(ラスールッラーヒ、サッラッラーフ・アライヒ・ワ・サッラム)のハディースを黙考していただくとお分かりになると思います。そこにはラッブ・ル・アーラミーン(万有の主)のみ許にあって麗しきジャンナ(楽園)に至る至福へ到達するヒダーヤ(導き)とヌール(光)それにアッスィラート・ル・ムスタキーム(正しい道)とが見つかるということを指摘しておきたいと思います。
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