地球家族の一員として…サウジアラビア館
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| 入口風景 |
前回もお話した通り、北ゲートを入って右側を少し歩くとグローバル・コモン1のエリアがあります。最初のグローバル・ハウスがサウジアラビア館です。けっこう人気があって待ち時間がでるほどでした。入口にはアラブの民族衣装を着た日本人女性がにこやかに歓迎してくれました。
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| ようこそ、サウジアラビアへ |
入ってすぐに国王陛下の写真が飾られ、サウジの伝統的な生活様式や文化の展示がされています。テントの中でサウジアラビア人と記念撮影もできますよ。アラビア語で話しかけると非常に喜ばれることまちがいなしです。
さらに奥に進むと石油の発見以降のサウジアラビアの発展の経緯と現代社会の様子がブースに分けてわかりやすく説明されています。わからないことがあったので、近くのサウジアラビア人のスタッフに尋ねたら、とても親切に教えてくれました。余談ですが、スタッフの方も仕事そっちのけで、私と簡単な単語でのアラビア語会話をしてくださったり、レポートを書くための関係の資料を用意してくれたりしました。ここでは、ほんの少しご紹介します。
タンカーの大きさ:オリオンスター号というタンカーが運ぶ石油エネルギーは日本の家庭43万世帯が使うエネルギーの一年間分を供給していること、つまり言い換えると、新幹線が地球を3000周可能、お湯をわかしたら世界中すべての人が27杯ずつお茶を飲める、東京で使われるエネルギーの5日分を供給できること等、それほど大きいということです。
石油の種類:サウジアラビアでは5種類の石油を産出していて、それぞれ名称があります。
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| 石油のサンプル |
アラビアンヘビー、アラビアンミディアム、アラビアンライト、アラビアンエクストラライト、アラビアンスーパーライト等。
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| 展示ブース |
教育・スポーツ・医療:サウジアラビアでは総人口の60%が20歳以下の若者です。教育を重視し、学生たちはイスラームの教えとともに、最新の学問を学んでいること、教育・医療のサービスがすべて無料であること、スポーツやレジャーの振興にも力をいれていること等。また、働く女性も近年急速に増えてきていること等、が紹介されています。
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| 展示ブース |
自然・環境保護:自然を守るのはイスラーム教徒の務めであり、自然保護の法整備もされ、野生生物の生息地を保護している。生態系と生物を保護し、フバラ、アラビアトラ、ダチョウなどの繁殖、珍しい植物も保護している。絶滅種の狩猟は禁止されている。環境保護の面では廃棄物再生に力を入れている事等。
水:水は“命の源”であり、サウジアラビアでは極めて貴重であるが、現在、都市生活や産業に多くの水を必要としている。水の供給源の一つは地下深くの岩に蓄えられた広い水脈であり、もう一つの供給源は“海”である。サウジアラビアは海水淡水化国であり、紅海とアラビア湾沿岸から毎日パイプラインで水を供給している。多くの淡水化プラントが計画中である。また、洪水の時期を利用し、水を集める事も行われており、大きなダムが国内200以上も建設されている。都市排水も再利用されている事、等が紹介されています。
天井を見上げると“水”をイメージしたオブジェがあり、きれいに輝いていました。
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| オブジェ |
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カーバ神殿の扉 |
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| クルアーン |
また、イスラーム文化についてもわかりやすく説明されているコーナーがあります。サウジアラビアは現在イスラームの中心です。メッカ巡礼はムスリムの五つの柱のひとつです。メッカ、マディナの2大聖地は毎年250万人以上の巡礼者がやってくる事、クルアーンは女性の権利を認めており、女性も財産を所持していること、控えめでいることを良しとする事等。
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| イスラームは平和を意味する |
広いホールにある360度の帯状スクリーンでサウジアラビアの映像を見ることができます。地球家族の一員として昔からの教えを大切に守りながら、一歩一歩、国づくりに前進しているサウジアラビアについて語っています。約3分間の上映時間でフロアがじゅうたん敷きなので、午後遅い時間ならゆっくり腰をおろして見ることができますよ。
出口にはサウジについて書かれたパンフレットがあり、一人1冊もらえます。記念スタンプも隣に置いてあるので、興味のある方はどうぞ。
今回、この愛・地球博で、あらためてサウジアラビアという国のスケールの大きさを実感しました。テーマが「自然の叡智」ということであり、主幹産業である石油産業と国家の発展、そしてサウジアラビアにおける自然と環境保護への取り組みが短時間で理解できるよう上手く工夫されていると思いました。愛・地球博に行かれたら、一度は訪れてみて下さい。きっと有意義に過ごせるでしょう。
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