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1997年に行われた国際学友会日本語学校のスピーチコンテストで私が演説したスピーチです。
皆さん、私のスピーチのテーマは教科書の12課と関係があります。一体人間はどこから来たのでしょうか?神は存在するのでしょうか?といっても今日私はイスラーム教徒として宗教の話をするつもりではありませんので、ご安心ください。客観的に話を進めたいと思います。
人間の祖先はサルだったという進化論はダーウィンという人によってとなえられました。今や世界中誰でも知っています。ご存知のように彼のこの理論によると、サルは長い時間をかけて自然に人間に進化したことになっています。アウストラロピテクスがいて、現在の私たちになったわけです。
テキストによると、森林がなくなるにつれて、その変化に適応するためにサルが少しずつ姿を変えていったそうですが、では今も昔と同じように森林がなくなっているのに、人間に変わろうとするサルがいないのはなぜなのでしょうか? また、なぜ私たちも人間より上のものにならないのでしょうか?また、サルより進化の中では上であったアウストラロピテクスがどうして先に死に絶えてしまったのでしょう? サルから進化していったとすると、サルが先に地球からいなくなるはずだと思いませんか?
また、テキストにはサルが人間に進化していくための三つの条件が述べられています。まず2本の足で歩くこと、次に手が自由に使えること、そしてそれによって武器を作り、知能が高まっていったということです。しかし、科学的に見るとサルの脳の重さはたったの300グラムで、人間の脳の重さは1300グラムもあります。一体どうやって300グラムから1300グラムになったのでしょう。おそらく、新しいことをするうちに脳が大きくなったと考えている方がいらっしゃると思います。それでは皆さん、私たちの現在の脳の重さと200年前の脳を比べてください。江戸時代にはパソコンもなければ、月へいくロケットも、そして「たまごっち」もありませんでした。つまり科学は非常に進歩しても、私たちの脳は決して大きくなっていないのです。
私はサルもアウストラロピテクスも人間も大昔からこのままの姿で地球にいたのだと思います。言い換えれば、それぞれ別な種類として現れたと思うのです。ただ何かの理由でアウストラロピテクスは死んでしまっただけではないでしょうか。人間は今までも、そしてこれからもずっと人間でありつづけると思います。
ところで、生物的に男の染色体と女の染色体が一体になってから、小さいほうがだんだん大きくなっていきます。いつもこの染色体の数は一定です。そして、科学的にサルの染色体の数は22です。ところが人間の場合は23です。どんなことがあっても22の染色体が23になるはずはないのです。
私はこう考えます。宗教が異なれば神も異なると思いますが、私たち人間を作ったのはいずれにしても唯一の神なのではないでしょうか。これは私の考えに過ぎません。私たち一人一人はすばらしい頭脳をもっているのですから、皆さんよく考えてください。
執筆:ブカーリ イサム
早稲田大学 大学院理工学研究科
アラブ・イスラーム学院文化・広報担当 |
詳しく読まれたい方は以下のリンクを参照下さい。
(1)「崩壊する進化論」 宇佐神正海 著
マルコーシュ・パブリケーション ISBN4-87207-120-4
(2)進化論―ある錯誤の信仰
http://www.falundafa-jp.net/newcome/2001/05/html/jinhualun_1.htm
(3)Was Darwin Wrong?
http://www.wasdarwinwrong.com
(→バックナンバー)
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