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周りの友達が知らない間に、私は毎日日本でジハードをしています。多くのメディアはジハードのことを聖戦という意味で捉えるのですが、それは決して正しいとは言えません。ジハードの本当の意味は【努力】で、イスラームには大きなジハードと小さなジハードがあって、常にがんばることが大きなジハードになります。
つまり、お父さんが自分の家族を養うために、仕事に励むのがジハードですし、学生が熱心に勉強をするのもジハードです。親孝行も、子供の教育も、忍耐することも、不正を止めることも、弱者を助けることも、他の方と丁寧に接することも、義務を完璧にこなすことも大きなジハードに当たります。人間が常にいい人であり続けるために努力をしなければならいということです。“日本でのジハード”はいわば自己鍛練のようなものです。
一方、小さなジハードは防衛の手段として戦うことです。自分の家族、土地、財産を守るために戦って、亡くなられ方は殉教者だとみなされているのです。
その他、海に沈んで亡くなる方も、胃の病気で亡くなられた方も殉教者なのです。とはいっても、我が手で自分の命を無駄にしてはいけないので、自殺するものは地獄に行くことが決まっています。
なぜかと言えば、命の価値が非常に高いからです。預言者ムハンマドの話によると、ある人が一匹の猫を殺したために地獄に行くことになりました。一方、ある人が一匹の犬の命を救ったため、天国に行くことになったそうです。
動物の命がそこまで大切にされていれば、人間の命を大切にするのが当然のことでしょう。イスラームではあの聖なるマッカモスクよりも、一つの命の方が重要なのですから。
昔でも今でも、個人利益を目当てにして、多くの人を騙すために、あらゆる宗教や考え方を利用した人は少なくありません。その宗教の教えに違反する行動でも、何も知らない人が間違ったイメージを持つことになります。
将来、より平和で公正な世界を築くには、互いの文化を理解して尊敬し合うことが欠かせないのです。もちろんその過程にいたるまで沢山の問題に直面して、痛い目に会うこともありますが、それもジハードの一つですから。
執筆:ブカーリ イサム
早稲田大学 大学院理工学研究科
アラブ・イスラーム学院文化・広報担当 |
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