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至高のアッラーはマルヤム章56−57節でこう仰せられました。『またイドリースの事を、この啓典の中で述べよ。かれは正直な人物であり預言者であった。そしてわれは、かれを高い地位に上げた。』
イドリースはシャイスの息子で、預言者アーダムの存命中に生まれ、彼が亡くなった時イドリースは120歳でした。イドリースはアーダムの6番目の孫で、アーダムが亡くなった時、アッラーがイドリースをアーダムの子孫たちの預言者として選んだのでした。そして不道徳がひどく蔓延した時、アッラーの道のための戦い「ジハード」がアッラーにより決められ、カービールの民に攻撃を仕掛けました。イドリースはジハードを行い、捕虜にされた最初の者でした。また最初に服を縫い、それを着た者であり、最初にペンで書いた者でした。
そしてイドリースはイスラーとミアラージュ(預言者ムハンマドがマッカからイェルサレムへアッラーの力により一晩で旅し、その後諸天へ行き、過去の預言者たちに会った出来事)の夜に第4天において、私たちの預言者ムハンマドに出会いました。アッラーは聖クルアーンの中で、イドリースについて『そしてわれは、かれを高い地位に上げた。』と述べています。この節の注釈について、カアブ アルアハバール(アッラーが彼に満足しますように)は次のように述べています。
「アッラーはイドリースに『われはあなたのために、あなたの行いとあなたの時代の全員の行いを毎日上に上げよう』と仰せられました。するとイドリースは、アッラーが彼の行いを増やす事を望み、寿命が延びる事を望みました。そこでイドリースの近くにいた死の天使に、アッラーが寿命を延ばしてくださるよう求める事を頼みました。こうして二人が死の天使のところへ行く途中、第4天で死の天使が待っているのを見つけました。死の天使は驚き、二人に言いました。「アッラーが第4天でイドリースの魂を取るよう、私を遣わしました。でもどのようにしてイドリースを第4天で見つけられるのかと不思議に思っていました。」こうして死の天使は、イドリースの魂を第4天で抜き取りました。そしてアーダムとシャイスの後、人々の間では千年間悪が蔓延した状態であり続け、彼らの間に偶像崇拝が出現しました。
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