|
バドル シャーケル アルサイヤーブ氏(1926−1964)が今のイラクを見ているかのように、1950年代に祖国を詠った「雨の歌」を書いた。どんな辛い時代に生きても、希望を失わないアラブ人の気持ちを表した詩だといえる。
|
في
كلّ قطرةٍ
من المطر
حمراءَ
أو صفراءَ
من أجنّة
الزهر
و كلّ دمعةٍ
من الجياعِ
و العراة
وكلّ قطرةٍ
تُراقُ من
دمِ العبيد
فهي ابتسامٌ
في انتظارِ
مبسمٍ جديد
أو حلمةٌ
تورّدتْ
على فمِ الوليد
في عالمِ
الغدِ الفتيّ
واهبِ الحياة
مطر
مطر
مطر
سيعشبُ العراقُ
بالمطر
|
|
|
雨のしずくの一滴一滴に
赤や黄色の花の蕾がある
飢えたものたちと裸のものたちの涙の一滴にも、
奴隷が流す血の一滴にも
それは新しい夜明けを待つ微笑みのよう、
幼児の口の中で薔薇色に染まった乳首のようだ
生命をもたらす若い未来の世界に
雨
雨
雨
雨でイラクにはいつか緑が芽生える
|
執筆:ブカーリ イサム
早稲田大学 大学院理工学研究科
アラブ・イスラーム学院文化・広報担当
|
(→バックナンバー)
(→週刊アラブマガジンのトップ)
|