読者の声
 

【日本・中東アフリカ文化経済交流会】
 

「イラク・ソマリアにおける正義という名の虐殺」

現在、イラクにおいて、いったい何が起こっているのか、私達に伝えられてくるニュースは、イラクの現状を全て物語っているのだろうか?!

2004年6月26日(土)、東京都新宿区にある財団法人 真生会館の会議室で、戦場ジャーナリスト山路徹氏による講演会が行われた。

平成5年APF(アジア・プレス・フロント)通信社を設立した山路氏は、現場に行かないと見えてこない実態、戦争で常に犠牲となっているのは市民の姿や、そこでの市民達の生活を日本人の視点で日本の人々に伝えていきたいと語っていた。

「逃げろ、早く逃げるんだ!」空からミサイルを撃つヘリコプター。逃げ惑うたくさんの市民。家を破壊され、赤ちゃんを抱えたお母さんはいったいどこへ逃げればいいのだろう。今からおよそ10年前、ソマリアの首都、モガディシオで起きた米軍と国連によるPKOと称した大量虐殺の様子を、会場のビデオは映し出していた。攻撃の目的は、当時のソマリア反政府軍、アイディード派の副官2名の捕獲だった。時は変わり、2003年3月19日「イラクの自由」と名付けた作戦により、国連決議を待たずしてイラクへの空爆を開始された。クラスター爆弾は親爆弾の周囲200mを小型爆弾が無数に飛び散る。核廃棄物から再処理された劣化ウラン弾は、深刻な放射能汚染を引き起こしている。イラク民間人の犠牲は今、計り知れない。「デモクラシー」とはいったいどこにあるのだろうか?武力以外でそれを証明できることを見せてほしいと願う。


筆者:金井幸子

 

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