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レバノン (ベイルート、ジェニエ、トリポリ)
空路でベイルートに入る。48時間以内の滞在ならビザ代が無料だったが、2
週間のビザを取った。ベイルートの街は「中東のパリ」と言われているだけあっ
て、やはりオシャレな感じだった。私はパリにホームステイした事もあり「ほん
とにパリっぽい」と思った街並みもあった。その分、物価も高めなのが難点だ
が。パリと違うのは銃弾の跡がある建物がそのまま残っている地区もあったこ
と。

カフェで見つけたシーシャ。スイカなどもあった
海沿いを散歩する。海はきれいで、泳いでいる人たちが沢山いた。通りには出
店も多い。
遊園地も見かけたが、観覧車の回転が速い気がした。鳩の岩付近で夕陽を見て、
近くのKFCに入った。ここはチキン用に使い捨て手袋が常備されていた。
ベイルートからトリポリに移動する。この町はフランス語の通用度が高かった。
ここからレバノン杉を見るため、ブシャーレという町までセルビスで向かう。人
数が集まったのになかなか出発せず、さすがに地元乗客も怒り出した。ブシャー
レの町からは特に交通手段がなく、とりあえず歩く。舗装はされているが山道な
のできつい。しかも5キロ。無謀だった。3キロ過ぎたあたりでヒッチに成功
し、やっと杉を見ることができた。大分数が減っていて残念だが静かで散策は気
持ちよかった。ここの入場料は決まってなく、寄付という形になるのだが、ポス
トカードをくれるのでそれなりの値段を払った。バールベックやトリポリのセン
ト・ジル要塞にいた係員は全然やる気のないおじさんだったが、ここはやる気の
ある若い女性だった事も大きい。帰りもブシャーレのセルビス乗り場までヒッチ
した。
レバノンではセルビスの料金で何度ももめたが、それ以外では親切な人が多かっ
た。
ベイルートに戻り、2日後ダマスカスへ向かう。バスターミナルへ行くが出発
まで時間が長く、タクシーで行く事にした。シリアのタクシーだ。ドライバーが
出発の手続きをしに行ったがかなり待たされた。2人の乗客を拾ったあと私達は
何故か2人共前の席に座らされた。日本人が乗っているのがわかると検問などを
簡単に越える事ができるようだった。それならもう少し値切ってもよかった。ド
ライバーに手伝ってもらい、国境は難なく越えられシリアに入った。
筆者:丸山 範子
アラブ イスラーム学院 学生
(2007年3月13日更新)
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