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أَنَا
( アナー;'anaa)
「アナー('anaa)」というのは、アラビア語で「私(は)」を意味する
人称代名詞です。表記上は「アナー」であるにもかかわらず、「アナ」と短く読まれる場合もあります。
اسْمِي
(イスミー;'ismii)
「イスミー('ism)」は、「名前」という意味の単語「イスム('ism)」に、「私の」という意味の人称代名詞「イー(ii)」が
くっついてできた言葉です。
[ اِسْم + ـِي = اِسْمِي ]
「イスム('ism)」という単語の先頭に来る「イ」の音は、前に別の単語を続けて読んだ場合に省略されます。しかし、この会話では、「アナー('anaa)」の後にひと息つくため、「アナスミー」ではなく、「アナー イスミー」となります。
أَنَا اسْمِي
تَارُو شِيمِيزُو
(アナー イスミー ターロー シーミーズー)
この文では、主語「アナー('anaa)」の後に、すぐに別の名詞「イスミー('ism)」が続いています。「私は 私の名前は タロウ シミズ (です)」という不思議な並び順になるこの文ですが、アラビア語にはこのような文が多く存在します。
こうした文では、「私は〜です」という単純な文の「〜」の部分に、単語ではなく文章全体を持ってきます。つまり、「私は学生です」といった文章と同じように、「私は 私の名前は タロウ シミズ (です)」という文をとらえるということです。この文では、「私は 私の名前は タロウ シミズ (です)」となっていますが、意味的には「私の名前はタロウシミズです」と同じになります。
アラビア語では、「〜です」に相当する単語は必要ないため、ここでも「私の名前」→「タロウシミズ」を単語を続ければ、そのまま「私の名前はタロウシミズです」という意味が成り立ちます。
فُرْصَة
(フルサ;furSah)
「フルサ(furSah)」というのは、アラビア語で「機会、チャンス」を意味する名詞です。
単語「フルサ」の最後についているのは、その単語が女性形であることを示す「ターゥ・マルブータ」です。このターゥ・マルブータは、普段「t」の音で読まれます。このターゥ・マルブータに母音「ア(a)」、「イ(i)」、「ウ(u)」がつくと、それぞれ「フルサトゥ(furSatu)」、「フルサティ(furSati)」、「フルサタ(furSata)」となります。
しかし、その後に別の単語を続けて読まないときには、この「t」の音は発音されません。「t」のかわりに「h」と読むという決まりもありますが、通常はそのような発音をせず、単に「フルサ」とします。
سَعِيد
(サイード;sa`iid)
「サイード(sa`iid)」
は、アラビア語で「幸せな、幸福な」という意味の単語です。形容詞として使われるほか、人名としても使われる単語です。
فُرْصَةٌ سَعِيدَةٌ
(フルサ サイーダ;furSah sa`iidah)
「機会、チャンス」を意味する名詞「フルサ(furSah)」を、「幸せな、幸福な」という意味の形容詞「サイード(sa`iid)」
が修飾しています。
「フルサ(farSah)」には、主語であることを示す「-un」の音がついています。単語の最後は「ターゥ・マルブータ」なので、この「-un」の音がついて「フルサトゥン(furSatun)」と読まれます。後に続いて名詞を修飾している形容詞「
サイード(sa`iid)」には、それに合わせて「ターゥ・マルブータ」と、主語であることを示す「-un」の音がつけられ、「サイーダトゥン(sa`iidatun)」と読まれます。
しかし、実際には2つの単語の発音は省略されます。そのため、日常では「フルサトゥン サイーダトゥン」ではなく、「フルサ サイーダ」という方が使われています。
مَا
(マー;maa)
「マー(maa)」は「何?」という意味の疑問詞です。それ以外の意味を持った「マー(maa)」も何種類かありますが、一番よく使われるのは、この「疑問のマー」です。
اسْمُكَ
(イスムカ;'ismuka)
「イスムカ('ismuka)」は、「名前」という意味の単語「イスム('ism)」に、
「あなた(男性;1人)の」という意味の人称代名詞「カ(ka)」がくっついてできた言葉です。
مَا اسْمُكَ
؟
(マ・スムカ?/マー イスムカ?;ma-smuka?/maa 'ismuka?)
「マー(maa)」の後に、「イスムカ('ismuka)」を持ってくることで、「あなたの名前は何ですか?」という意味の文が出来上がります。
「イスム('ism)」という単語の先頭に来る「イ」の音は、前に別の単語を続けて読んだ場合に省略されます。また、「マー(maa)」という単語の「アー」という音は、「イスム('ism)」という単語の先頭に来る「イ」を省略した場合に消えてしまいます。そのため、「
マー(maa)」と「イスムカ('ismuka)」を切り離して読んだ場合には「マー イスムカ?」となり、逆に連続して読んだ場合には「マ・スムカ?」となるわけです。
録音では、「マ・スムック(ma-smuk)」と聞こえますが、これは「後に来る単語と連続して読まない場合、息継ぎをする直前に読む単語の最後に来る音についている母音を抜かして読む」という方法をとった時の特徴のひとつです。このルールに従って、吹込みをした先生は「マスムック(ma-smuk)」と発音しています。
تَشَرَّفْنَا
(タシャッラフナー;tasharrafnaa)
「栄誉を受けた、光栄だ」という意味の過去形動詞「タシャッラファ(tasharrafa)」に、「ナー(naa)」をつけて「我々は栄誉を受けました」という意味になります。
「タシャッラファ(tasharrafa)」という動詞自体は「彼は栄誉を受けました」という意味で、「私達は〜した」という意味を付け足す「ナー(naa)」を加えると、動詞の最後の音は「ファ(fa)」ではなく「フ(f)」になります。そのため、「タシャッラファナー(tasharrafanaa)」ではなく、「タシャッラフナー(tasharrafnaa)」となります。 |