イスラーム講座 | 配布小冊子の紹介
 

第1回イスラーム学習講座
『グスル』

 

- 第2回目 -

2003年1月11日
イスラーム講座の主な講義内容

1)グスルによって得られる効果
2)義務のグスル
3)行うのが好ましいとされるグスル
4)グスルのやりかた

1)グスルによって得られる効果

グスルという言葉の意味は「ナワイトゥッタハーラ リ イザーラティル ハダスィルアクバル」という特別なニーヤをもって、体に水を流すことです。

グスルをすることによってさまざまな効果を得ることができます。

1-アッラーから報酬を得る:預言者のハディースにも「清潔さは信仰の半分である。」といわれています。体をきれいにすることもイバーダアッラーへの崇拝行為に含まれます。

2-清潔になる:体を洗うことによって病気の原因となる細菌から体を守り、体臭を良くし人々から好かれるようにします。

3-体を活発にさせる:体をきれいにすることによって、体を活性化させ、だるさを遠ざけます。


グスルには義務のグスルと行うのが好ましいとされるグスルがあります。

2)義務のグスル

タハーラを必要とするイバーダは次の状態になったときグスルをしなければなりません。

1-ジャナーバ(精液がでること、および性交)
2-ハイド(月経)
3-ウィラーダ(出産)
4-マウト(死)

1-ジャナーバ

次の場合、人はジャナーバの状態になります。

 a)夢、遊び、見ること、また考えることによって男性または女性から精液が出たとき。
 b)性交(射精のある、なしにかかわらず)

ジャナーバの状態のときには礼拝、モスクにとどまること、タワーフ、クルアーンの読誦、クルアーンおよびその紙また、表紙に触ることまたは運ぶことが禁じられます。


2-ハイド

月経が終わり次第グスルをしなければなりません。月経の期間はひとによって異なりますが・・・

イスティハーダという言葉があります。これは病気による出血です。イスティハーダになった場合グスルをする必要はありません。

義務の礼拝のたびに血で汚れたところを洗い、汚れた服(下着など)をとりかえ、義務の礼拝のたびにウドゥ
を行います。つまり、イスティハーダの状態のひとは礼拝をすることも、断食をすることもできます。

ハイドのときにはジャナーバのときに禁じられていたこと、プラス、血で汚す可能性のあるときはモスクの中を通り抜けること、断食、性交、性的欲望をもって
から のあいだに触れることが禁じられます。


3-ウィラーダ

出産後の出血が終わった後、または出血がなくてもグスルをしなければなりません。出血のが続く期間は一瞬から60日間と人によって違います。


この状態のときハイドのときに禁じられていたことが禁じられます。


4-
マウト

ムスリムが死んだとき、残されたムスリムたちの誰かがその遺体を洗わなければなりません。この場合のニーヤは遺体を洗う人がします。


3)行うのが好ましいとされるグスル

1-ジュムアの礼拝に行こうとする者のグスル
2-イードの日のグスル
3-日食と月食の間のグスル
4-雨乞いの礼拝の前のグスル
5-遺体を洗った者のグスル
6-ハッジに関連するグスル


4)グスルのやりかた

ニーヤを行い、体のすみずみまで水で洗います。このさい、すべての皮膚、体毛に水が行き届くようにします。

また、グスルを行う前に手をあらうこと、イスティンジャーを行うこと、ウドゥーをすること、髪をぬらし3回髪を洗う、右半身それから左半身の順にからだを洗うこと、体を洗うときにきちんと皮膚をこすること、からだのしわが・肉がたるんでいるところはきちんとそのしわを伸ばして洗うこと、ウドゥーと同様にそれぞれ回づつ洗うことが好ましいといわれています。

水を無駄遣いしないようにしましょう。
動きのない水(湖、沼の水など)でグスルをするのは好ましくありません。

 




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2003年 アラブ イスラーム学院