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第8回目 -
2003年3月8日
イスラーム講座の主な講義内容
1)ラマダーン月の確定の仕方
2)断食が義務付けられる人
3)断食が有効になるための条件
4)断食の仕方
5)断食中行うのが好まれること、また、好まれないこと
6)カダー
7)スンナの断食
8)マクルーフまたはハラ―ムの断食
9)イアティカーフ
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0)断食について
*断食の意味:ファジュルの時間から日没まで断食をとくことを禁じること。
*義務付けられた年:ヒジュラ後2年目のシャアバーン月に義務付けられました。
1)ラマダーン月の確定の仕方
1-シャアバーン月の30日夜月が見えること(信用できる証人が裁判官の前で証言する)
2-シャアバーン月が30日終わること
2)断食が義務付けられる人
1-ムスリム
2-責任を負担することができる者、つまり、成人とみなされる理性(正気)を持った人
3-断食を禁じること、あるいは断食を説くことを許される状態ではないこと
断食が義務付けられない人
・日中生理がきたり悪露が出たりした者
・一日中意識がなかったり、正気でない者
・断食をすることによって病状が悪化する者
・83キロメートル以上のイスラーム法で認められた旅(サファルムバーフ)でその旅をファジュルの前から始め、日中旅行中である旅をしている者
・治療不可能な病気など、断食実行不可能な者
・授乳中または妊娠中の女性で、非常に苦痛を感じる者(もし、自分と子ども、または自分のみの健康を恐れた場合、カダーを行う。子どものみの健康を恐れた場合かダーとフィドヤを行う)
3)断食が有効になるための条件
1-イスラーム
2-理性
3-日中すべて生理、悪露の状態でないこと(一部のみも不可)。日中、失神、正気を失っている状態でないこと(一部分のみは可)。
4)断食の仕方
1-ファジュルの前にニーヤを行う
2-次のことを日中行わない。
*ものを飲む・食べる(少量でも自らの意志で口にした場合断食が無効になる。多量でも、自分が断食をしていることを忘れて食べてしまった場合は無効にはならない。)
*口・目・耳・膣・肛門などから薬その他の物を入れること。
*自ら嘔吐すること。
*性交。
*意図的に射精させること。
注:生理・悪露・背信(リッダ)・発狂した場合には断食が無効になります。)
5)断食中行うのが好まれること
1-イフタールを日没後すぐとること
2-サフール(ファジュルのまえの食事)
3-サフールをファジュル少し前にとること
4-悪い言葉を発しないこと
5-ファジュルの前にジャナーバからのグスルをすること
6-カッピング・悪い血の採血を行わないこと
7-ドゥアーを言う(イフタール時)
アッラーフンマ ラカ スムトゥ ワ アラー リズキカ アフタルトゥ
ザハバッザムア ワブタラティルウルーク ワ サバタルアジュル インシャーアッラー
اَلَّهُمَ
لَكَ صُمْتُ
وَعَلَى رِزْقِكَ
أَفْطَرْتُ
ذَهَبَ الظَّمَأُ
وَابْتَلَّتِ
الْعُرُوقُ،
وَثَبَتَ
الأَجْرُ
إِنْ شَاءَ
اللهُ
8-断食をしている者にイフタール時イフタールを施す
9-サダカをたくさんする、クルアーンを読誦する、教えあう、イアティカーフを行う(特に最後の10日間)
注:行うのが好まれないことはこれらの逆のことです。
6)カダー
1-旅行または病気によってラマダーン中の断食をすべて行うことが出来なかった者は次の年のラマダーンがくるまでにカダーを行わなければなりません。
2-怠けてそれを行うことが出来なかった者は罪を犯したことになります。
3-高齢のため断食できない者・不治の病の者は、断食をせず、1日に付き600グラム、その土地で主食とされている穀物をサダカする。
4-妊娠中・または授乳中の女性の場合、自分の体が心配で断食しなかった者は来年までにカダーを行う。また、自分と子どもまたは胎児の発育が心配で断食しなかった者はカダーを行い1日に付き600グラム分のサダカを行う(2、同様に)
ラマダーン中のイフタールのカッファーラ
このカッファーラを行う原因:旅行中でない者がラマダーン中の断食を断食中であることを認識していてそれが禁じられていることを知りながら、性交することによって断食を解いたため。
カッファーラが課される者:上の原因のところでかかれたことを行った男性。(シャーフィイーヤのみ)。ハナフィーヤとマーリキーヤはこの他に飲食によって断食を解いた場合もカッファーラが課される。
((カッファーラ))
1)信者の奴隷を解放すること
2)それが不可能な者は2ヶ月連続の断食(途中で止めた場合にはもう一度最初からやり直す)
3)それが不可能な者は60人の貧者に600グラムずつ食事を施す
備考:@ABの順番で課される。自分の好きな者を選んでよいわけではない。
7)スンナの断食
1-アラファの日(ズルヒッジャ9日)
2-アーシューラーとタースーアーの2日間(ムハッラム9日と10日)
3-月曜日と木曜日
4-毎月13、14、15日(ヒジュラ暦)
5-シャウワール月の6日間
注:スンナの断食はいつでも止めたい時に止めてよい。カダーを途中で止めるのはハラ―ム。
8)マクルーフまたはハラ―ムの断食
マクルーフの断食
1-金曜日のみの断食
2-土曜日のみの断食
3-断食をし続けること
ハラ―ムの断食
1-イードルフィトルとイードルアドハ―の2日間
2-ズルヒッジャ11、12、13日
3-ラマダーン一日目としてシャアバーン30日に断食すること
9)イアティカーフ
イアティカーフとは?
特別なニーヤをもって、モスクにとどまること。イアティカーフを行うことはスンナです。特にラマダーン月、またその最後の10日間はイアティカーフを行うことが好まれます。
イアティカーフを行う条件
・ニーヤ
・タハーラ
・モスクにとどまること。
イアティカーフ中好まれること
1-ズィクル・クルアーン読誦・学習などを行う。
2-断食を行う。
3-金曜礼拝が行われるモスクでイアティカーフを行う。
4-よい言葉をのみを話す。(悪口・陰口・うわさ・ムダ口を話さないようにする。)
イアティカーフ中好まれないこと
1-悪い血を抜くこと。
2-編物をしたり縫い物をしたりなどの作業をおこなうこと。
3-物の売買をすること。
イアティカーフを無効にするもの
1-性交
2-必要ないにもかかわらずモスクから出ること
3-背信(リッダ)・酔うこと・発狂
4-月経・悪露
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