日本-サウディアラビア学生によるTV会議



 

 

 2002年10月30日、人工衛星中継を利用したテレビ会議が開催されました。会議では、サウディアラビアのサイエンス・クラブ学生メンバーと日本の学生代表がさまざまなテーマについて語り合い、相互の交流を深めました。(アラビア語による詳細はこちらです

テレビ会議の概要

・内容:サウディ・サイエンス・クラブ学生メンバーと日本の学生代表による衛星テレビ会議
・目的:学生同士の交流を通じた、二国間交流と友好の促進
・日時:2002年10月30日 18:30〜20:15
・議題:自国の紹介、両国の文化・歴史・産業・教育についての意見交換と質疑応答

・日本側主賓:河野洋平 元外務大臣
・サウディ側主賓:アブドルマジード・アブドルアジーズ殿下(マッカ州知事、サウディ・サイエンス・クラブ代表)

・日本側参加者:慶応大学、慶応高校、東京大学、早稲田大学(50音順)学生ら13名
・サウディアラビア側参加者:サウディ・サイエンス・クラブメンバー学生ら

・日本側開催場所:アラブ イスラーム学院


アブドルマジード・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード殿下略歴
 
生誕と成長

アブドルマジード・ビン・アブドルアジーズ殿下はイスラム暦1363年にリヤードで生まれ、多くの知識、教養を身に付けつつ、成長する。兄弟には、故サウード、故ファイサル、故ハーリド各国王、二聖モスクの守護者ファハド・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード現国王、アブドッラー・ビン・アブドルアジーズ現皇太子などがいる。

学歴:著名なイスラム法学者や学識者から教育を受ける。最初に教育を受けた学者は、シェイク・アブドッラー・アブドルガニー・ハヤートで、彼からイスラム法を学ぶ。イスラム暦1374年、イギリスの海軍士官学校にて海事を学ぶ。

職歴

・イスラム暦1400年5月2日から1406年5月15日まで、タブーク州知事。在任期間中、タブーク州は経済・社会発展を遂げる。特に農業分野において目覚しい成長が見られた。

・同在任期間中、社会発展を目的とした多くの慈善協会や会社の会長に就任、主なものに、タブーク農業開発会社や在タブークのアブドルアジーズ国王慈善協会などがある。

・イスラム暦1406年5月15日、マディーナ州知事(閣僚級)に任命される。マディーナは預言者モスクを擁する、国内最重要都市の一つとみなされており、毎年200万人もの人々が訪れる。

・在任期間中、アブドルマジード殿下の監督の下、マディーナ州は発展を続けるとともに、預言者モスクの大規模な拡張工事が実施された。

・在マディーナの不動産開発・投資会社や各種慈善協会の会長職を務める。

・イスラム暦1420年8月16日、マッカ州知事(閣僚級)に任命される。在マッカの下水道庁理事長を始め、ジェッダ開発請負会社の名誉会長など、マッカとジェッダにおいて、数多くの慈善団体・協会、会社の会長や名誉総裁を務める。

業績

1-マディーナ州

・二聖モスクの守護者ファハド国王が礎石を据えた、歴史上最大規模の預言者モスク拡張工事を監督し、完成に導く。

・マディーナでの最初の慈善団体、「貧窮者救済社会奉仕慈善協会」を設立。

・「文化・芸術協会」の設立。

・「国家産業常設展示会場」の設立。

2-タブーク州

・食糧安全保障のため、タブーク州では最重要プロジェクトの一つに数えられる、「グリーンベルト構想」を提唱し、農業分野の飛躍的な発展を導く。

・タブーク州の文化遺産の保全。かつてはアラブの同胞国とサウディアラビア王国を結んでいた鉄道路線の再建を提唱。

・紅海沿岸の町ダバーにおける商業港の建設を提唱。

3-マッカ州

・ジェッダ・サービス会社およびジェッダ観光会社と提携しつつ事業を行う、「ジェッダ開発請負会社」の設立を提唱。これは住民に必要な公共サービスの充実を目的としたものである。

・様々な分野における雇用機会をサウディ国民に提供することを目的とした、「アブドルマジード・ビン・アブドルアジーズ殿下雇用創出プロジェクト」の立ち上げ。

・サービスの向上を目的とした、「救急サービス促進委員会」の設立。

・ジェッダ市における、「高齢者保護プロジェクト」設立構想の提唱とその実施の促進。

家族

既婚。子供は、ファイサル殿下他。

趣味

乗馬、水泳、テニス、鷹狩、読書。

 






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2003年 アラブ イスラーム学院