サウディアラビア王国第71回ナショナルデー


−日本の皆様へのご挨拶−

サウディアラビア王国臨時代理大使 ムハンマド アミーン ワリー
 サウディアラビア王国のナショナルデーにあたり、日本サウディアラビア協会関係各位にご挨拶を申し上げます。また、公務、ビジネス、文化、学問等種々の分野に従事される親愛なる日本国民の皆様に、わが国政府からのご挨拶をお伝え致します。

 わが国と日本の友好関係は日を追って緊密となり、経済、文化、科学、社会等すべての分野で、両国が広範なパートナーシップを享受していることは、喜ばしい限りです。

 近年、両国の要職にある人々は、サウディアラビアと日本がさらに結びつきを強化し、両国国民の友好関係がさらに深まることに関心を寄せ切望しております。このような状況の中で、先般、小泉純一郎首相がサウディアラビアをご訪問になり、両国のパートナーシップ強化のための新しい駆動力を与えました。

 また、サウディアラビアご訪問に小泉首相が提案された「日本・アラブ対話フォーラム」の第1回会合が先日東京にて開催され、日本、エジプト、サウディアラビアの政府高官からなる代表団が一堂に会して討議を行いました。第1回会合は成功裡に幕を閉じ、平和と安全と安定に満ちた輝かしい未来に向かって日本とアラブ世界が共に進むための強固な架け橋となることを明確に示しました。



−第71回ナショナルデーに寄せて−

日本サウディアラビア協会会長 小長 啓一
 サウディアラビア王国第71回ナショナルデーにあたり、当協会を代表して祝意を表します。わが国とサウディアラビアとの協力関係は、経済分野にとどまらず、文化、科学技術等、多岐にわたって着実に進展してまいりました。5月には、小泉純一郎総理がサウディアラビアを訪問され、両国の協力関係はさらに強化されました。

 経済分野においては、「日・サ ビジネス カウンシル」が民間部門における経済関係強化の方策を定期的に討議する一方、両国政府代表が協議する「日・サ合同委員会」も継続して開催されております。1月に開催された「第4回日・サ ビジネス カウンシル合同会議」には、日本側から90名、サウディ側から70名が出席する大規模な会議となりました。また、1月には「投資促進フォーラム2003」が開催され、ゴサイビ企画相がサウディアラビアの投資環境について基調講演を行ないました。

 両国の相互理解の促進面では、2001年1月、サウディアラビアを訪問した河野洋平外務大臣(当時)がファハド国王、アブドッラー皇太子と会談、学術・文化面における日本・アラブ間の対話促進を提案し、その後実施に移されております。また、5月に両国を訪問した小泉総理も、国際社会の動きに呼応した日・ア協力体制を協議する日本・アラブ対話の促進を提案しました。今月初めには東京において「日本・アラブ対話フォーラム」が開催され、サウディアラビアからはゴサイビ国家経済企画相、ヤマーニ商工相の両大臣が出席し、日本側は橋本元総理が座長として対応されました。

 また、文化交流の面では、サウディアラビアに関する知識の普及に努めるべく、当協会として、同国の歴史の底流をなすイスラームに関する出版に力を傾注してまいりました。最近では、コーランの解説書が日本におけるイスラーム研究に果たす役割の重要性に鑑み、最も広く読まれている注釈書「タフスィール・アル=ジャラーライン」(3部作)を邦訳し、その第1部を出版いたしました。

 今後とも人的交流や文化交流を通じて両国の友好関係がさらに深まることを望みます。

(※役職名等は、すべて当時のものです)

転載:「日本サウディアラビア協会報」
No.211 September 2003

(2007年6月15日更新)













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