リヤード商工会議所に女性専用ウイング開設

 3月20日、リヤード商工会議所は女性専用ウイングを完成、業務を開始した。アブドルラハマーン アル・ジュレイシー会頭によると、このウイングは女性による女性のためのミニ商工会議所として、ダンマームにある本部から提供される情報などを、急増する女性起業家に提供して彼女たちを支援するのが主たる業務という。

 リヤード商工会議所の女性企業化サポート実行委員会のホダー アル・ジュレイシー女史によると、サウディ女性が所有する企業は2,800社あるという。ジェッダのキング アブドルアジーズ大学の調査によると、リヤードにある私企業の34パーセント、ジェッダでは25.6パーセント、マッカでは5.58パーセントは女性が出資しているという。

 ホダー アル・ジュレイシー女史は「事業を始める場合には厖大な量の書類を作る必要があります。それを確認して彼女たちを支援したり、研修コースやセミナーを企画・開催するのも女性ウイングの仕事です。しかし、もっとも優先的に取り組みたい課題は、現在わずか1パーセントにすぎない民間企業で働くサウディ女性を大幅に増やすことです」と語る。彼女によると、工業省では、女性が運営する女性のための工業団地の設立を計画しているとのことである。

 サウディアラビアでは銀行口座の約70パーセントを女性が占め、総額は620億リヤール(165億米ドル)に上るというが、投資機会がなければこの莫大な資金を眠らせることになる。昨年30名の女性実業家がマジュリス シューラ(諮問評議会)に対してこの休眠財の活用法を提案したといわれ、女性のサウディ経済における役割は急速に大きく重なりつつある。
(Mar.21,2004 Arab News)


(※役職名等は、すべて当時のものです)


転載:「日本サウディアラビア協会報」
No.212 March2004

(2007年10月12日更新)













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