日本とサウディアラビアとの大型共同事業として期待されている住友化学とサウディ・アラムコによるラービグにおける石油精製と石油化学との総合コンプレックス事業は、事業化調査を終え、両者は8月1日にダンマームで合弁契約を締結しました。
住友化学とサウディ・アラムコ社の折半出資により設立される合弁会社のラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービグ社)は、設備建設のためのエンジニアリング、資材調達、建設工事等の契約および銀行団との融資契約を年内に締結し、来年初めに着工、完成は当初計画どおり2008年後半を予定しており、総投資額は85億ドルを見込んでいます。
ラービグ・プロジェクトは、サウディ・アラムコ社が現在サウディアラビア紅海沿岸のラービグにおいて所有する日量40万バレルの原油処理能力を持つ製油所に、石油精製2次処理設備を新設しガソリンを新たに生産するとともに、ポリオレフィンを中心とするエチレンやプロピレンの誘導品に生産プラントを新設するもので、原油価格などが高騰する中で、競争力のある原料をサウディ・アラムコ社から安定的に供給を受けて、エチレン130万トン、プロピレン90万トンの生産能力を有する世界最大級の石油化学製品生産設備を建設することでスケールメリットを最大限に発揮し、競争力のある石油化学事業を展開することが期待されます。
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