日サ外交樹立50周年記念事業の一環としてジェトロの主催によるサウディアラビア・日本産業展2005が、11月27日から12月1日までリヤードの展示会場で開催されました。42,000人のサウディアラビア国民が訪れるという盛況で、日本の先端技術などの展示物を熱心に見学していました。
当協会も日サ友好促進と協会活動の広報のため参加しました。内容は、1960年以降訪日したサウディアラビア政府要人の協会歓迎レセプションの模様や、創刊から現在まで216号に及ぶ日サ協会報の表紙から年代順に厳選した48枚の写真など、50年に亙る両国交流の歴史を一覧できるような展示を行いました。同時にアラブ・イスラーム学院東京分校の学生達の製作によるアラビア語書道を20点選抜し、展示しました。
当協会の展示は、特に日本に関心を持つサウディアラビア人には大変好評でした。40〜50年前のサウディ政府要人の若い姿、当時の町の風景、建物の写真などは彼らにとっても珍しく、大変興味を持ったようです。また、書道展については自分達にも書けないほどの素晴らしい作品を日本人が書いたことに驚いていました。コンテストを行ったところ、全部で307票の投票がありましたが、何れも甲乙つけ難く選ぶのに苦労している様子がコメントされていました。展示作品を欲しいという希望が多かったため、展示会後に抽選を行い、全作品20点を贈呈しました。
また、このリヤード訪問を樹に、小長会長は多数のサウディアラビア政府要人と面談しました。
11月27日、ヤマーマ宮殿皇太子執務室にて、スルターン皇太子殿下に拝謁しました。小長会長より、ファハド前国王の逝去に対する哀悼と殿下の皇太子就任への祝意を申し上げました。次いで、1960年の訪日の際、当協会の設立記念式典に出席された殿下がスピーチされている写真を差し上げたところ、じっと見入られ45年前を懐かしく思い出された様子で、近いうちに訪日したいと言われました。また、当協会の45年間に亙る活動に対する感謝のお言葉がありました。
また、同日、リヤード州庁舎にて、リヤード州知事サルマーン殿下に拝謁しました。小長会長より「殿下が1998年に訪日された際東京でお会いする栄に浴し、良い思い出になっています。日サ関係も、住友科学とアラムコの大プロジェクトが成立するなど、一層良い関係になっております」と申し上げたところ、サルマーン殿下は「今後、互いに協力する分野がもっと出てくるだろう。日本企業の積極的なサウディ進出を期待する。サウディ若年層の人材育成、訓練にも協力して欲しい」と言われました。また、小長会長より、日サ外交樹立50周年を機会に、当協会のカウンターパートとなるサ日協会をサウディ側に設立されるよう提案し、殿下のお力添えをお願いしたいと述べたところ、前向きな返事があり、具体的な提案書の提出を要請されました。
この両謁見には斉藤駐サ大使と渡辺ジェトロ理事長も同席されました。このほか、ハーリド アル ・ゴサイビ国家経済企画大臣やアブドルラハマーン アル・ジュライシ サウディアラビア商工会議所連盟会頭等と面談し、多岐にわたり意見交換をすることが出来ました。
 1960年訪日の祭の写真をじっと見入られるスルターン皇太子殿下。 左端は小長日・サ協会会長(2005年11月27日、ヤマーマ宮殿)
 リヤード州知事サルマーン殿下(右端)に謁見する 渡辺ジェトロ理事長と小長日・サ会長(左端) (11月27日、リヤード州庁舎) |
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| 展示会場入口の受付 |
日・サ協会ブース |
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サウディアラビア・日本産業展 2005(11月12日〜12月1日、リヤード) 日本サウディアラビア協会ブース
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| 日・サ協会ブース |
熱心に見学されるリヤード市長ムクリン殿下 |
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訪日サウディ政府要人の 日・サ協会主催歓迎会の写真と 日・サ協会出版物 |
日本人によるアラビア語書道作品を 感心して鑑賞するサウディ人 |
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| 年代順に厳選された日・サ協会報表紙 |
アラビア語書道の作品20点。 一番人気は右端上から3番目の作品 |
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転載:「日本サウディアラビア協会報」
No.216 March2006
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